石川内蔵允(読み)いしかわ くらのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川内蔵允」の解説

石川内蔵允 いしかわ-くらのすけ

1827-1868 幕末武士
文政10年生まれ。尾張(おわり)名古屋藩士。佐幕派の重臣幼年の藩主徳川義宜(よしのり)を擁して旧幕府軍に合流しようとしているという密告により,先々代藩主徳川慶勝(よしかつ)の命で,渡辺新左衛門,榊原勘解由(さかきばら-かげゆ)とともに慶応4年1月20日処刑された。42歳。青松葉事件といわれ,真相は不明だが,この事件によって藩論討幕に統一された。名は照英通称は「くらのじょう」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む