石田天海(読み)イシダ テンカイ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「石田天海」の解説

石田 天海
イシダ テンカイ


職業
奇術師

本名
石田 貞次郎

生年月日
明治22年 12月1日

出生地
愛知県 名古屋

経歴
少年時代に奇術の魅力にとりつかれ、小学校卒業後上京。大正2年松旭斎天勝を知りその一座に加わる。天勝一座がアメリカ巡業したとき、そのままアメリカに残り、以後、妻とともに手先でする奇術の道を開拓し、アメリカでも有数の奇術師の一人となる。昭和33年帰国、奇術師として活躍する傍ら後進指導にも当たった。「奇術五十年」の著書がある。

没年月日
昭和47年 6月6日 (1972年)

伝記
人生に生かすことばの贈り物 菅原 孝雄 著(発行元 風濤社 ’02発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「石田天海」の解説

石田 天海
イシダ テンカイ

大正・昭和期の奇術師



生年
明治22(1889)年12月1日

没年
昭和47(1972)年6月6日

出生地
愛知県名古屋

本名
石田 貞次郎

経歴
少年時代に奇術の魅力にとりつかれ、小卒後上京。大正2年松旭斎天勝を知りその一座に加わる。天勝一座がアメリカ巡業したとき、そのままアメリカに残り、以後、妻とともに手先でする奇術の道を開拓し、アメリカでも有数の奇術師の一人となる。昭和33年帰国、奇術師として活躍する傍ら、後進の指導にも当たった。「奇術五十年」の著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田天海」の解説

石田天海 いしだ-てんかい

1889-1972 大正-昭和時代の奇術師。
明治22年12月1日生まれ。大正2年東京浅草で松旭斎(しょうきょくさい)天勝一座にくわわる。一座のアメリカ巡業に同行。そのまま現地にのこり,修業後アメリカ奇術界で活躍。昭和33年帰国。昭和47年6月6日死去。82歳。愛知県出身。本名は貞次郎。著作に「奇術五十年」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android