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石黒信由 いしぐろ のぶよし

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

石黒信由 いしぐろ-のぶよし

1760-1837* 江戸時代中期-後期の和算家。
宝暦10年11月18日生まれ。生地の越中富山で中田高寛に,加賀金沢で宮井安泰,西村太沖にまなぶ。金沢藩の命をうけ,天保(てんぽう)6年に加賀・能登(のと)から越中までの測量図を完成させる。行列式,楕円周の研究にもすぐれた。天保7年12月3日死去。77歳。通称は与十郎,藤右衛門。号は高樹。著作に「算学鉤致(こうち)」など。

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

石黒信由

没年:天保7.12.3(1837.1.9)
生年:宝暦10(1760)
江戸期の算学者。和算,天文,測量に詳しく,算学は関流の中田高寛に,天文暦学は西村太沖に学んだ。初め与十郎,のちに藤右衛門と称し,高樹と号した。越中国高木村(新湊市)で代々庄屋を務める家に生まれた。加賀(金沢)藩の命により検地や河川の測量,絵図面の製作など藩のために多くの事績をあげ,伊能忠敬の北陸測量に同道して協力をしている。刊本の著書は大洋航海術についての『渡海標的』と算学の『算学鉤致』のみであるが,『測遠要術』ほか測量に関する著書が多く残っており,子孫の著書や蔵書とともに生家の敷地内の書庫に高樹文庫として保存されている。

(内田正男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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