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砲戦術 ほうせんじゅつtactics of bombardment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

砲戦術
ほうせんじゅつ
tactics of bombardment

迫撃砲,榴弾砲,野砲,山砲などの火砲を用いて,目標に砲火を集中し,敵を粉砕する戦術。砲撃の直後,歩兵を突撃させて完全制圧する戦術と組合せて用いることが多い。砲戦術には,命中弾および至近弾によって破壊,殺傷を加える直接的効果と,砲声や炸裂音などの音響で精神的,心理的な不安感を惹起させる間接的効果とがある。 1942年スターリングラード攻防戦でのソ連軍や,54年ディエンビエンフーでのベトミン軍などは,この砲戦術を最も巧みに駆使した例とされる。海軍における砲戦術とは,艦隊の砲戦の効果を最大に発揮するため,艦隊の運動,砲戦の指揮 (目標の配分,砲火の集中,分散) ,測的,観測機の用法,避弾運動,煙幕の用法,砲戦指揮通信などを含む。

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