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迫撃砲 はくげきほうtrench mortar

翻訳|trench mortar

5件 の用語解説(迫撃砲の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

迫撃砲
はくげきほう
trench mortar

近距離 (約 200~3000m) の陣地戦に使用する軽火砲。比較的構造が簡単で,弾丸を曲射弾道で落下させ攻撃する。ドイツで開発されたが,実戦に供されたのは日露戦争で日本軍が旅順攻撃に使ったのが最初で,本格的に使用されたのは第1次世界大戦であった。

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デジタル大辞泉の解説

はくげき‐ほう〔‐ハウ〕【迫撃砲】

曲射砲の一。砲口装填(そうてん)式で、構造も簡単かつ軽量な火砲。比較的近距離の敵に対して用いる。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

迫撃砲【はくげきほう】

近距離陣地戦などに用いる曲射弾道の軽火砲。基板に高射角で取り付けた短い砲身から大きな弾量の弾丸を発射する。口径60〜240mm。軽量で構造,取扱いが簡単なのが特徴で,発射速度を上げて短時間に多数弾の地域射撃を行う。
→関連項目臼砲擲弾銃

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

はくげきほう【迫撃砲】

砲口から弾丸を装塡そうてんする曲射弾道の火砲。口径は60~240ミリメートル 程度。砲身は短く、軽量で弾薬量の大きい弾丸を発射できる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

迫撃砲
はくげきほう
mortar

構造が比較的簡単で、大威力の榴弾(りゅうだん)を曲射弾道で射出する火砲。第一次世界大戦中、歩兵が第一線で移動容易な小口径臼砲(きゅうほう)を使ったことから発達し、現在では歩兵、空挺(くうてい)部隊、山岳兵に装備され、自走化されたものもある。砲身、床板、支脚、照準具で構成されている。その特色は、(1)弾丸自体が発射用装薬をもち、砲口から落とし込むように装填(そうてん)すれば、弾丸の自重で点火発射されるので発射速度が大きいこと、(2)曲射弾道で隠れた敵の頭上から砲撃ができること、(3)砲の構造が他の火砲に比べて軽量かつ簡単で、移動および射撃の展開が容易なことである。口径は60ミリから240ミリまで各種があり、陸上自衛隊では81ミリ(六四式)と107ミリを装備している。[小橋良夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の迫撃砲の言及

【大砲】より

…【角園 睦美】
【大砲の種類】
臼砲短砲身の曲射弾道火器で,大落角,重弾丸による破壊効果を特色とした。臼砲は良好な精度による点目標の射撃を行うものであり,攻城または堅陣攻撃を目的として使用された点で,迫撃砲と基本的に異なる。重砲の発達により姿を消した。…

※「迫撃砲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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