最新 地学事典 「破砕台」の解説
はさいだい
破砕台
crushing stage
流体包有物を破砕したときの気泡の挙動を鏡下で観察する装置。鉱物試料をグリセリンなどの浸液に浸し2枚のガラス板の間で加圧する。気泡内のガス圧が1気圧よりかなり高ければ,包有物破砕時に浸液中に出た気泡は急激に膨張する。液体CO2を含む包有物では爆発的な発泡がある。一方,ガス圧が低い場合は気泡は収縮する。このときの気泡の径の変化からおよそのガス圧が推定できる。また,特定のガスを吸収する浸液(アルカリ性BaCl2溶液はCO2を吸収)を用いるとガス組成も推定できる。
執筆者:笹田 政克
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

