破顔(読み)ハガン

精選版 日本国語大辞典 「破顔」の意味・読み・例文・類語

は‐がん【破顔】

  1. 〘 名詞 〙 顔をやわらげて笑うこと。顔をほころばせること。ほほえむこと。花が開くことにもいう。
    1. [初出の実例]「従初到一レ任心情冷、被春風適破顔」(出典菅家文草(900頃)三・春日尋山)
    2. [その他の文献]〔白居易‐天寒晩起引酌詠懐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「破顔」の読み・字形・画数・意味

【破顔】はがん

ほほえむ。宋・欧陽脩〔子春発運待制に寄す〕詩 廣陵の、嘗(かつ)て同(とも)にふ (すいゑん)の風霜、暫(しばら)く破顏す

字通「破」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む