生色(読み)セイショク

デジタル大辞泉 「生色」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょく【生色】

いきいきとした顔色。元気そうなようす。「生色を取り戻す」「生色を失う」
[類語]笑顔笑い顔恵比須顔にこにこ顔地蔵顔破顔喜色朗色

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精選版 日本国語大辞典 「生色」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょく【生色】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いきいきとした顔色。元気そうな様子
    1. [初出の実例]「尋常一般の人ならんには、面に生色(セイショク)なうなるべきなれども」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一三)
  3. 顔色に現われること。〔孟子尽心

しょう‐しきシャウ‥【生色】

  1. 〘 名詞 〙 ( 生来不変の色の意 ) 黄金(こがね)異称
    1. [初出の実例]「信行生色可染と者、生色は即金色」(出典:壒嚢鈔(1445‐46)九)

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普及版 字通 「生色」の読み・字形・画数・意味

【生色】せいしよく

色つや。〔洲可談、一〕王勾、骨立風味り。從之れを目して、風骸骨と爲す。崇癸未、金陵府集に在り、官妓中、極めてせたるるを見る。府尹朱世、余に語りて曰く、亦た生色髑髏(どくろ)を(し)るや否やと。余欣然、王の爲に對を得たり。

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