硫酸ニコチン(読み)りゅうさんニコチン

関連語 名詞

百科事典マイペディア 「硫酸ニコチン」の意味・わかりやすい解説

硫酸ニコチン【りゅうさんニコチン】

化学式は(C1(/0)H14N22・H2SO4。殺虫剤の一種。特異臭のある微酸性褐色液体。有効成分はニコチン。不揮発性で,このままでは殺虫効果は望めず,使用に際して炭酸ナトリウム苛性ソーダ石灰などでアルカリ性にしてニコチンを遊離させる。殺虫力は強いが,植物には無害。速効性で作用は呼吸毒。殺卵効果もある。野菜,果樹アブラムシグンバイムシスリップスなどの防除に用いる。人畜毒性は高く,毒物

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む