コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

硯割 すずりわり

1件 の用語解説(硯割の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

すずりわり【硯割】

御伽草子。高僧の発心譚。〈橘のよしね〉の一人の子,中太三郎は才学すぐれ,請われて〈ときともの大納言〉家に仕えるが,主の留守に相伝の硯を落として割ってしまう。若君がこれを哀れみ代わって名のり出るので,大納言は怒りのあまり若君の首を打ち落とす。三郎はあとを追おうとするが,菩提(ぼだい)を弔ってわが身の咎(とが)を晴らそうと思い直し,出家して性空(しようくう)と名のる。日向国,筑前国などで草庵を結び,法華経の読誦怠らず,後に異人の教えに従って播磨国書写山に住み,ついに六根浄を得る。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

硯割の関連キーワード御伽草子仮名草子高僧伝三人法師十二段草子福富草子秋夜長物語あきみち仮名本『御伽草子』

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone