硯海(読み)ケンカイ

精選版 日本国語大辞典 「硯海」の意味・読み・例文・類語

けん‐かい【硯海】

  1. 〘 名詞 〙(すずり)の、水をたたえるくぼみ。すずりの海。硯池。
    1. [初出の実例]「別に臨んで数行の紅涙硯海(ケンカイ)に溢る」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四二)

すずり‐の‐うみ【硯海】

  1. 豊前国福岡県)の門司(もじ)雅称。門司を文字としてその海を硯に見立てた。現在の北九州市門司港にあたる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「硯海」の読み・字形・画数・意味

【硯海】けんかい

硯池。

字通「硯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む