硯田(読み)ケンデン

デジタル大辞泉 「硯田」の意味・読み・例文・類語

けん‐でん【×硯田/研田】

文士などが生活のために物を書くのに用いるすずりを、農民が耕作する田にたとえていう語。「筆耕―」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「硯田」の読み・字形・画数・意味

【硯田】けんでん

文筆でくらしをたてる。宋・軾〔孔毅父の、久旱已みて甚雨すに次韻す、三首、一〕詩 我が生に田無し、破硯に(やしな)はる 爾來(じらい)硯枯れて、き出ださず

字通「硯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android