碧天(読み)ヘキテン

精選版 日本国語大辞典 「碧天」の意味・読み・例文・類語

へき‐てん【碧天】

  1. 〘 名詞 〙 晴れわたった空。あおぞら碧虚。碧空。碧霄(へきしょう)
    1. [初出の実例]「令節調黄地、寒風変碧天」(出典:懐風藻(751)賀五八年宴〈伊支古麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔王羲之‐蘭亭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「碧天」の読み・字形・画数・意味

【碧天】へきてん

青天。晋・王羲之蘭亭、二首、二〕詩 仰ぎてる、碧天の際 俯して瞰(み)る、水(りよくすい)の濱(ほとり) 寥闃(れうげき)として、涯(がいくわん)無し 寓目、理自ら陳(の)ぶ

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