碧梧(読み)ヘキゴ

精選版 日本国語大辞典 「碧梧」の意味・読み・例文・類語

へき‐ご【碧梧】

  1. 〘 名詞 〙 植物あおぎり(青桐)」の異名
    1. [初出の実例]「暑気炎炎曾未退、枕頭早听碧梧声」(出典:閻浮集(1366頃)初秋偶作)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐殿中少監馬君墓誌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「碧梧」の読み・字形・画数・意味

【碧梧】へきご

あおぎり。 碧梧桐。唐・杜甫〔秋興八首、八〕詩 香稻(ついば)み餘す、鸚鵡(あうむ)の粒 碧梧棲みて老ゆ鳳凰(ほうわう)の枝

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