コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

確率振幅 かくりつしんぷくprobability amplitude

2件 の用語解説(確率振幅の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

確率振幅
かくりつしんぷく
probability amplitude

量子力学では,粒子の運動状態は波動関数によって記述される。一次元の場合についていえば,粒子の位置座標を x とし,時間 t における波動関数を ψ(xt) とすると,|ψ(xt)|2dx は粒子が時刻 txxdx の間にある確率に比例する。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

確率振幅
かくりつしんぷく

量子的状態Aは一般に他の量子的状態Bの物理的性質をある重みでもっている。この重みを確率振幅といい、複素数で表す。確率振幅の絶対値の2乗が、量子的状態Aが量子的状態Bの性質をもつ確率となる。二つの波動を重ねて得た波動は、元の波動の性質を有しており、その程度は重ね合わせの係数であることがよく知られている。
 このような事情は、量子的状態の場合とよく似ており、確率振幅は、重ね合わせの係数に対応するものである。確率振幅は、量子力学を変換理論として構成する場合に中心的な役割を有している。[田中 一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone