デジタル大辞泉 「磁気熱量効果」の意味・読み・例文・類語 じきねつりょう‐こうか〔ジキネツリヤウカウクワ〕【磁気熱量効果】 自発磁化の増加に伴う磁気熱効果。強磁場に置かれたキュリー温度以上の強磁性体および常磁性体にみられる。磁性体に磁場を印加すると電子のスピンが磁場方向に揃い、エントロピーが減少して発熱する。また、磁場を素早く取り除くと吸熱状態になり、磁性体の温度が低下する。磁気冷却はこの効果を用いたもの。MCE(magnetocaloric effect)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
法則の辞典 「磁気熱量効果」の解説 磁気熱量効果【magnetocaloric effect】 磁性体に磁場を加えて,温度の変化が認められるが,そのうち温度下降が認められる場合を主にこう呼んでいる,断熱消磁や磁気冷凍はこの応用である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by