礪波神社(読み)となみじんじや

日本歴史地名大系 「礪波神社」の解説

礪波神社
となみじんじや

[現在地名]空知郡栗沢町字砺波

町北西部、砺波となみ地区の中心部にある。祭神は大己貴神・天活玉神・五十猛神の三柱。明治三四年(一九〇一)創建と伝える。本殿権現造で、境内は二三一〇平方メートル。昭和二〇年(一九四五)まで村社であったが、現在は無格社。現富山県井波いなみ町の高瀬たかせ神社の分霊を受け氏神とした。明治三九年仮神殿拝殿を建設、昭和七年工費一万二千円を投じて神殿を富山県産ケヤキ材、幣殿を杉材で造営し、同一一年に村社に昇格した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android