社交性(読み)シャコウセイ

デジタル大辞泉 「社交性」の意味・読み・例文・類語

しゃこう‐せい〔シヤカウ‐〕【社交性】

1 人とつきあうことの好きな、また、じょうずな性質。「社交性に富む」「社交性に欠ける」
2 個人が集まって社会をつくろうとする人間の特性。

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精選版 日本国語大辞典 「社交性」の意味・読み・例文・類語

しゃこう‐せいシャカウ‥【社交性】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 人とのつきあいをうまくやっていける性質。また、人とのつきあいを好む性質。
    1. [初出の実例]「しかし斯う云ふ階級の婦人たちに習慣的に与へられてゐる社交性から〈略〉出来なかったので」(出典:真知子(1928‐30)〈野上彌生子〉五)
  3. ② 社会を形づくろうとする人間の特殊な性質。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社交性」の意味・わかりやすい解説

社交性
しゃこうせい
Geselligkeit

社会学用語。社会学的な意味での社交性とは,群居性よりも一段高いレベルで諸個人が社会的に相互交流することをいう。 G.ジンメルは広義の社会現象のなかから内容を捨象し,人間の相互作用の一般的形式を抽象化して取出した。そのなかで社会の形式の純粋型を社交と呼び,ここに社会そのものの純粋な本質を求めている。

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世界大百科事典(旧版)内の社交性の言及

【社交】より

…文字どおりには,人と人とのつきあい,社会での交際,世間のつきあいを意味するが,社会学的な観点からは,社会を成り立たせる原点としてとらえられる。たとえば,社会学者のG.ジンメルは,諸個人間の相互作用によって集団や社会が生成される過程,すなわち社会形成過程(社会化Vergesellschaftung)に関して,その形式における純粋型を想定し,それに〈社交性Geselligkeit〉という概念を当てた。またG.ギュルビッチは,社会的現実を構成する要素として,〈社交性sociabilité〉,すなわち社会的交渉形態を考えた。…

※「社交性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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