社会的決定論(読み)しゃかいてきけっていろん(その他表記)social determinism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社会的決定論」の意味・わかりやすい解説

社会的決定論
しゃかいてきけっていろん
social determinism

人間の行為,文化現象などが何か特定の社会的要因によって決定されているとする考え方。一般に決定論は意志の自由との対比で論じられてきたが,社会科学の分野では 19世紀以来の自然科学の発展の影響を受け,特にプロレタリアートの勃興と結びついた社会革命=社会進化の思想として現れている。ただし,そうした運動法則を決定する社会的要因を何とするかは議論の分れるところであり,政治に求めたり (K.デューリングら) ,社会形態に求めたり (É.デュルケム ) など,諸説がある。

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