精選版 日本国語大辞典 「決定論」の意味・読み・例文・類語
けってい‐ろん【決定論】
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常識的には、未来の事柄のなかには、人間の自由意志によって、それが生ずるかどうかが左右されるものがあり、この意味で未来には不定な部分がある。この常識に逆らって、世の中でどういうことが起こるかは、未来永劫(えいごう)にわたってすべてあらかじめ決定されている、と主張する立場が、決定論である。そのなかで、根拠を宗教的な啓示に求めるものを「宗教的決定論」という。たとえば、キリスト教の思想家のなかには、神の意志によってすべてのことはあらかじめ決定されているとする、いわゆる予定説をとる者も多い。また、自然法則は、正規形の常微分方程式の形をとっているので、すべては、初期条件によって決定されているとする「科学的決定論」もある。量子論以後の自然科学では、この決定論は採用されないが、事象の確率は決定されているとする「確率論的決定論」がそのかわりに唱えられることもある。しかし、これを決定論の仲間に入れるのは適当ではないとする意見もある。
[吉田夏彦]
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冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
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