社会革新党(読み)しゃかいかくしんとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社会革新党」の意味・わかりやすい解説

社会革新党
しゃかいかくしんとう

日本政党。1948年3月26日結成。1947年に片山哲首相が連合国総司令部 GHQから平野力三農林大臣の追放を迫られ,罷免したのを不満として,1948年に平野派が日本社会党を脱党し,国民協同党一部と無所属議員とともに結成した。結成時衆院議員 20人。書記長佐竹晴記。1949年の衆議院議員総選挙で 5人に減少し,1951年に社会民主党となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の社会革新党の言及

【社会民主党】より

…(2)1951年2月平野力三を委員長として結成された社会民主主義政党。1948年3月片山哲内閣の農相を罷免された平野は日本社会党を脱党した全農議員団を中心に社会革新党を結成した。しかし,平野は公職追放され,党勢はふるわなかった。…

※「社会革新党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android