祀典(読み)シテン

大辞林 第三版の解説

してん【祀典】

神をまつるための儀式。祭祀の典礼。
祭祀について書かれた典籍。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の祀典の言及

【淫祠邪教】より

…中国では,秦・漢時代において国家によって民間の祭祀が整理され,祭天の儀礼を頂点とする祭祀の典礼が整備された。これを祀典という。すでに《礼記(らいき)》曲礼では,祭るべきではないものを祭ることを淫祀と呼んでいるが,祀典が整備されてからは,国家の祀典に入っていないものを淫祀とみなすようになった。…

【廟】より

…旧中国では都市と農村を問わず至るところに祠廟があり,民衆の信仰を集めていた。国家はこうした無数の祠廟を野放しにしていたわけではなく,〈祀典(してん)〉(国家公認の神と祠廟に関する公的文書)を定めてその管理をはかった。この祀典に記載されていないものが淫祠(いんし)(淫祠邪教)であり,儒教的祭祀理念から逸脱するものとして,熱心な地方官によって破壊されることもあった。…

※「祀典」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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