神前結婚(読み)シンゼンケッコン

デジタル大辞泉 「神前結婚」の意味・読み・例文・類語

しんぜん‐けっこん【神前結婚】

神前結婚式を行うこと。また、その結婚式。明治中期以降に行われるようになった。

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精選版 日本国語大辞典 「神前結婚」の意味・読み・例文・類語

しんぜん‐けっこん【神前結婚】

  1. 〘 名詞 〙 神式による結婚の儀礼。神前結婚式。
    1. [初出の実例]「神前結婚を済ました一組が」(出典:細雪(1943‐48)〈谷崎潤一郎〉上)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神前結婚」の意味・わかりやすい解説

神前結婚
しんぜんけっこん

神社または神前結婚式場で行われる結婚に関する儀式。式は皇居の賢所で行われる皇室婚儀をまねたもの。神様御前で,多少の相違はあるがだいたいは,斎主一礼,修祓,祝詞奏上,三献の儀 (三々九度の盃) ,指輪交換,誓詞奏上,玉串奉奠,親族固めの盃,斎主挨拶という順序で進められる。なお,この神前結婚は,現在でこそ結婚式典型となっているが,それがこうした形式で一般に行われるようになったのは明治以降のことで,歴史は浅い。

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