神呪・神咒(読み)しんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「神呪・神咒」の意味・読み・例文・類語

しん‐じゅ【神呪・神咒】

〘名〙 (古くは「じんしゅ」とも) 霊妙な呪文神霊な呪文。
続日本紀‐養老元年(717)四月壬辰「僧尼依仏道、持神咒以救溺徒。施湯薬而療痼病。於令聴之」
※米沢本沙石集(1283)一「心経三十巻・神咒(シンシュ)なんど誦して法楽に備へて」 〔晉書‐仏図澄伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android