神奈川県立歴史博物館(読み)かながわけんりつれきしはくぶつかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神奈川県立歴史博物館」の意味・わかりやすい解説

神奈川県立歴史博物館
かながわけんりつれきしはくぶつかん

神奈川の歴史,民俗および美術史関係の資料を収蔵する大型博物館。もとは,横浜正金銀行本店として 1904年7月に竣工された妻木頼黄 (つまきよりなか) 設計の建物を,神奈川県が買収増改築し,67年3月横浜市中区南仲通に大型総合博物館「神奈川県立博物館」として開館。明治洋風建築の代表的遺構であり,保存のうえからも興味深い転用であった。建物は重要文化財。 93年4月から改修のため休館していたが,95年3月新たに自然関係を分離して開館,現在にいたる。収蔵美術品には重要文化財『十王図』や祥啓『春景山水図』をはじめ,高橋由一五姓田義松,C.ワーグマンの作品のほか,浮世絵の丹波コレクション約 6000点を含む。自然,地学,生物関係の資料は,小田原市入生田に新たに設立された「神奈川県立生命の星・地球博物館」にて,収蔵展示されている。

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日本の美術館・博物館INDEX 「神奈川県立歴史博物館」の解説

かながわけんりつれきしはくぶつかん 【神奈川県立歴史博物館】

神奈川県横浜市にある歴史博物館。昭和42年(1967)「神奈川県立博物館」創立。平成7年(1995)名称・組織変更。神奈川県の歴史資料を収蔵・展示する。旧館部分は、明治37年(1904)建築の旧横浜正金銀行本店本館で、国指定史跡および重要指定文化財。
URL:http://ch.kanagawa-museum.jp/
住所:〒231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通5-60
電話:045-201-0926

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事典・日本の観光資源 「神奈川県立歴史博物館」の解説

神奈川県立歴史博物館

(神奈川県横浜市中区)
かながわの建築物100選」指定の観光名所。

神奈川県立歴史博物館

(神奈川県横浜市中区)
かながわの博物館50選」指定の観光名所。

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