神子栄尊(読み)じんし えいそん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神子栄尊」の解説

神子栄尊 じんし-えいそん

1195-1273* 鎌倉時代の僧。
建久6年6月26日生まれ。平康頼の子。臨済(りんざい)宗。はじめ天台をまなぶ。のち上野(こうずけ)(群馬県)長楽寺の釈円栄朝(しゃくえん-えいちょう)に師事嘉禎(かてい)元年(1235)円爾(えんに)とともに宋(そう)(中国)にわたる。帰国後,肥前佐賀郡に万寿寺をひらき,肥前報恩寺,筑後(ちくご)(福岡県)朝日寺などの開山(かいさん)となる。文永9年12月28日死去。78歳。筑後出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「神子栄尊」の解説

神子栄尊 (しんしえいそん)

生年月日:1195年6月26日
鎌倉時代前期の天台兼修の臨済僧
1272年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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