神祇の四姓(読み)じんぎのししょう

精選版 日本国語大辞典 「神祇の四姓」の意味・読み・例文・類語

じんぎ【神祇】 の 四姓(ししょう)

中古世襲として神事にあずかった四つの氏。王氏白川家)、中臣(なかとみ)氏、斎部(いんべ)氏、卜部(うらべ)氏の総称
俗神道大意(1811頃)三「王氏、中臣氏、斎部氏卜部氏、この四姓の方々が、神祇祭祀の事に預らるるに依て、これを神祇の四姓とは申すのぢゃ」

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デジタル大辞泉 「神祇の四姓」の意味・読み・例文・類語

じんぎ‐の‐ししょう〔‐シシヤウ〕【神×祇の四姓】

古代、世襲的に神事にかかわった四氏。王氏(白川家)・中臣氏・斎部いんべ氏・卜部うらべ氏をいう。

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