神祇の四姓(読み)ジンギノシショウ

デジタル大辞泉 「神祇の四姓」の意味・読み・例文・類語

じんぎ‐の‐ししょう〔‐シシヤウ〕【神×祇の四姓】

古代世襲的に神事にかかわった四氏。王氏白川家)・中臣氏・斎部いんべ氏・卜部うらべ氏をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神祇の四姓」の意味・読み・例文・類語

じんぎ【神祇】 の 四姓(ししょう)

  1. 中古、世襲として神事にあずかった四つの氏。王氏(白川家)、中臣(なかとみ)氏、斎部(いんべ)氏、卜部(うらべ)氏の総称
    1. [初出の実例]「王氏、中臣氏、斎部氏、卜部氏、この四姓の方々が、神祇祭祀の事に預らるるに依て、これを神祇の四姓とは申すのぢゃ」(出典:俗神道大意(1811頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android