神経循環無力症(読み)しんけいじゅんかんむりょくしょう(その他表記)neurocirculatory asthenia; NCA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神経循環無力症」の意味・わかりやすい解説

神経循環無力症
しんけいじゅんかんむりょくしょう
neurocirculatory asthenia; NCA

心臓神経症。記載者のアメリカの内科医 J.ダコスタ (1833~1900) にちなみ,ダコスタ症候群ともいう。内科と精神神経科との境界領域病気で,心循環器系の症状としては,ときに軽い収縮期雑音が聞かれる程度で,心臓の器質的病変は認められないが,非常な疲労感,動悸を訴え,ごくわずかな動作でも呼吸困難を感じる。不安が強く,みずから活動を制限して,そのために激務に適応できなくなる患者が多い。青春期に発病する。治療は必要に応じてマイナートランキライザなどが用いられる。

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世界大百科事典(旧版)内の神経循環無力症の言及

【心臓神経症】より

…心臓ノイローゼ,神経循環無力症ともいう。神経症のうち,一定の器官の機能障害を訴えるものを器官神経症というが,そのなかで心臓症状を主訴とするものをいう。…

※「神経循環無力症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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