神集ふ(読み)カンツドウ

デジタル大辞泉 「神集ふ」の意味・読み・例文・類語

かん‐つど・う〔‐つどふ〕【神集ふ】

[動ハ四]かむつどう
[動ハ下二]かむつどう

かむ‐つど・う〔‐つどふ〕【神集ふ】

[動ハ四]神々が集まる。
八百万やほよろづの神、天の安の河原に―・ひ集ひて」〈・上〉
[動ハ下二]神々を集める。
八百万の神たちを―・へ集へ給ひ」〈祝詞・六月晦大祓〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神集ふ」の意味・読み・例文・類語

かん‐つど・う‥つどふ【神集】

  1. ( 「かむつどふ」とも表記 )
  2. [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 多くの神々が集まる。
    1. [初出の実例]「天安の河原に神集(かむつど)ひに集ひて〈集を訓みて都度比と云ふ〉」(出典古事記(712)上)
  3. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( この「つどう」は、集めるの意 ) 多くの神々を集める。
    1. [初出の実例]「八百万の神等(たち)神集へに集へ賜ひ、神議りに議り賜ひて」(出典:延喜式(927)祝詞)

かむ‐つど・う‥つどふ【神集】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙かんつどう(神集)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙かんつどう(神集)

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