禅宗式(読み)ぜんしゅうしき

精選版 日本国語大辞典 「禅宗式」の意味・読み・例文・類語

ぜんしゅう‐しき【禅宗式】

  1. 〘 名詞 〙 日本の寺院における伽藍(がらん)配置の形式の一つ。南から北に三門・仏殿・法堂(はっとう)方丈一直線に並べ、左に浴室鐘楼・経堂、右に東司・禅堂を配置し、三門の前に放生池を掘り、その前方に総門を建てるもの。この形式は、鎌倉時代禅宗によって日本に輸入された大陸系の伽藍配置であって、妙心寺・大徳寺などに見られ、江戸時代伝来した黄檗宗の伽藍もおおむねこれに類する。また別に南北に山門・仏殿・法堂を並べ、その左に浴室・厨庫、右に西浄(東司)・僧堂を配置する形式のものもある。

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