デジタル大辞泉 「禅機」の意味・読み・例文・類語 ぜん‐き【禅機】 禅における無我の境地から出る働き。禅僧が修行者などに対するときの、独特の鋭い言葉または動作。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「禅機」の意味・読み・例文・類語 ぜん‐き【禅機】 〘 名詞 〙 禅において、無我の境地から宗旨を体得しえたものの心の働き。禅味。[初出の実例]「此諸子者外現二官僚一、内投二禅機一」(出典:済北集(1346頃か)一四・宗門十勝論)「呑気なる迷亭君と禅機ある独仙君とは」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例