20世紀日本人名事典 「福井良之助」の解説 福井 良之助フクイ リョウノスケ 昭和期の洋画家 生年大正12(1923)年12月15日 没年昭和61(1986)年7月9日 出生地東京・日本橋 学歴〔年〕東京美術学校金工科〔昭和19年〕卒 主な受賞名〔年〕長谷川仁賞(第9回)〔昭和60年〕 経歴中学時代に画家を志し、油絵を学ぶ。戦後、疎開先の岩手県での図工教師を経て、29歳で上京。昭和28年自由美術家協会展に油彩画で入選、同年から孔版画を始め、34年には孔版画第1回展を開く。40年頃から油絵を制作。絵のモチーフは雪景色をはじめ、静物、女性など多彩。画壇では無所属を通した。作品に「みちのくの冬」「生と死の習作・愛」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福井良之助」の解説 福井良之助 ふくい-りょうのすけ 1923-1986 昭和時代後期の洋画家,版画家。大正12年12月15日生まれ。昭和29年自由美術家協会展で佳作賞を受賞。孔版画もはじめ,34年初個展,海外の版画展にも出品。細密な描写による,叙情的な心象風景をえがきつづけた。昭和61年7月9日死去。62歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品に「黒部幻想」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by