福地神社(読み)ふくちじんじや

日本歴史地名大系 「福地神社」の解説

福地神社
ふくちじんじや

[現在地名]養老町栗笠

集落の西部、金草かなくさ川堤沿いに鎮座する。祭神は大物主神。旧村社。貞享四年(一六八七)洪水などで記録類を流失由緒は不明であるが、もと現鎮座地より南の小字北村きたむらにあり、天明四年(一七八四)現在地に遷座したと伝える。神体は阿弥陀如来木像であったが、明治一一年(一八七八)直径三寸の円鏡に改められた。当社が鎮座することから、「和名抄」記載の多藝たぎ郡八郷の一つ冨上とみのかみ郷を「ふがみ」と訓じ、上は土の誤記で福地ふくつちがその遺称として同郷を当地あたりに比定する説がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む