福島天満宮(読み)ふくしまてんまんぐう

日本歴史地名大系 「福島天満宮」の解説

福島天満宮
ふくしまてんまんぐう

[現在地名]福島区福島二丁目

堂島どうじま川に架かる玉江たまえ橋北詰の北西方に鎮座祭神は菅原道真。相殿に大国主命・事代主命を祀る。古くは天満宮上之社(通称上の天神)と称し、字中福島なかふくしまに鎮座の天満宮中之社(焼失、現在当社に合祀)、下福島に鎮座の天満宮下之社(現天神社)とともに福島の三天神社を構成していた。旧村社。延喜元年(九〇一)菅原道真が大宰府へ左遷の途中、風待ちのため当地にとどまった。その古跡を偲んで同七年、三天神社を創建したのに始まるという(摂津名所図会)。なお、その時まで当地は餓飢がき(鬼)島と称されていたが、道真の教えにより後の繁栄を願い福島と改められたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「福島天満宮」の解説

福島天満宮

(大阪府大阪市福島区福島2-8-1)
大阪市都市景観資源指定の地域遺産。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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