福所村(読み)ふくしよむら

日本歴史地名大系 「福所村」の解説

福所村
ふくしよむら

[現在地名]丸岡町一本田福所いつぽんでんふくしよはり

丸岡城下の北西方に位置する農村。南は一本田中いつぽんでんなか村、西は田島窪たじまくぼ(現坂井町)。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図正保郷帳では一本田村の一部であったが、元禄郷帳で一本田村の枝村の一つとして分村し、福所村(高一千三六二石余)となった。


福所村
ふくしよむら

[現在地名]久保田町大字久保田

窪田くぼた村の南西、西に福所江(現堺川)が流れている。

正保絵図に村名がみえる。貞享四年(一六八七)改、天保五年(一八三四)郷村帳には独立村として記されているが、嘉永四年(一八五一)、万延元年(一八六〇)改の郷村帳には久保田村小字の一つとして記載されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android