福王子神社(読み)ふくおうじじんじや

日本歴史地名大系 「福王子神社」の解説

福王子神社
ふくおうじじんじや

[現在地名]右京区宇多野福王子町

祭神は光孝天皇の后班子女王。旧村社。東にある仁和寺鎮守ともされるが(「雍州府志」ほか)、当地の産土神である。班子女王は宇多天皇の母で、昌泰三年(九〇〇)四月一日に没し、同四日「奉先大后於葛野郡頭陀寺辺(日本紀略)とされる。頭陀ずだ寺跡は鳴滝なるたきの辺りとされ、当社がその陵墓にあたるともいわれるが不明。「山州名跡志」は祭礼について「九月二十八日 土人為産沙神神輿一基」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む