福田下村(読み)ふくだしもむら

日本歴史地名大系 「福田下村」の解説

福田下村
ふくだしもむら

[現在地名]久米町福田下

八社やさ川が倭文しとり川に流入する地域で、八社川上流は福田上村、北は桑上くわかみ村、東は桑下村。もと福田村で、寛文九年(一六六九)上下に分村する(作陽誌)正保郷帳に福田村とあり、田方四九七石余・畑方一二九石余。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳の上下合せた改出高一七二石余・開高四〇石余。同年の美作国郷村帳では福田村下の高三〇三石余。「作陽誌」の戸口は二九軒・一六三人。領主の変遷は桑下村と同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android