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倭文 シズ

デジタル大辞泉の解説

しず〔しづ〕【倭文】

《上代は「しつ」》カジノキなどを赤や青の色に染め、縞や乱れ模様を織り出した日本古代の織物。綾布(あやぬの)。倭文布(しずぬの)。倭文織(しずお)り。しずり。しどり。
「ちはやぶる神の社(やしろ)に照る鏡―に取り添へ」〈・四〇一一〉
[補説]異国の文様に対する意で、「文」の字を当てたという。

しつ【倭文】

しず(倭文)

しどり【倭文】

《「しずおり」の音変化。古くは「しとり」》「しず」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しず【倭文】

〔上代は「しつ」〕
かじの木や麻などで青・赤などの縞を織り出した古代の布。しずぬの。しずはた。しず織り。しどり。しずり。あやぬの。 「神の社に照る鏡-に取り添へ/万葉集 4011

しつ【倭文】

しどり【倭文】

〔上代は「しとり」。「しつおり(倭文織)」の転〕
倭文しず 」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の倭文の言及

【緑[町]】より

…人口5988(1995)。中央部の丘陵を分水界に,北側の倭文(しとおり)地区は播磨灘に注ぐ三原川の,南側の広田地区は大阪湾に注ぐ洲本川の流域である。広田には大正初期に乳牛が導入され,以後,淡路の酪農の中心となった。…

【久米[町]】より

…人口8023(1995)。津山盆地西端の平たん地が久米川,倭文(しとり)川沿いに開け,東西に丘陵がのびる。美作と山陽,山陰の接点に位置する古くからの交通・軍事上の要地で,現在もJR姫新線,国道181号,429号線が通じる。…

【宇治紫文】より

…一中節菅野派の家元2世菅野序遊の弟子で都派に転じて都一閑斎,1849年(嘉永2)に宇治派を創立し宇治紫文斎と号す。新作を妻の倭文(わぶん)と作り,基礎を固めた。狂歌師として千種庵諸持と号した。…

※「倭文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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