秋保の田植踊(読み)あきうのたうえおどり

事典 日本の地域遺産 「秋保の田植踊」の解説

秋保の田植踊

(宮城県仙台市太白区秋保町)
無形文化遺産指定の地域遺産。
年の初めに稲の豊作を予め祝うことによってその年の豊作を願う芸能で、もとは小正月に行われていた。現在は湯元馬場、長袋(ながふくろ)ともに社寺祭礼時などに踊られている。踊り手道化役口上役を兼ねた弥十郎と鈴振り、10名前後の早乙女で、田植の様子を美しく振り付けた踊り特色がある。重要無形民俗文化財(民俗芸能:田楽)

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「秋保の田植踊」の解説

秋保(あきう)の田植踊

宮城県仙台市太白区秋保町に伝わる民俗芸能。かつては小正月の豊作祈念の芸能として舞われた。現在では湯元、馬場、長袋の社寺の祭礼の際に披露される。1976年、国の重要無形民俗文化財に指定。2009年、ユネスコの無形文化遺産に登録

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