秋月種茂(読み)あきづき たねしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋月種茂」の解説

秋月種茂 あきづき-たねしげ

1744*-1819 江戸時代中期-後期大名
寛保(かんぽう)3年11月30日生まれ。秋月種美(たねみ)の長男上杉鷹山(ようざん)の兄。宝暦10年父の跡をつぎ,日向(ひゅうが)(宮崎県)高鍋(たかなべ)藩主秋月家7代となる。藩の法治体制をととのえ,社倉の設置,多子家族の救済,藩校明倫堂の創設などをおこない,藩の最盛期をもたらした。文政2年11月6日死去。77歳。後名は種穎(たねひで)。著作に「郷閭(きょうりょ)学規」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android