秘蔵子(読み)ひぞうご

精選版 日本国語大辞典 「秘蔵子」の意味・読み・例文・類語

ひぞう‐ご ヒザウ‥【秘蔵子】

〘名〙 (古くは「ひそうご」) 親が大切にしてかわいがっている子。また、目をかけている部下弟子。ひぞうっこ。ひぞっこ。
※俳諧・俳諧三部抄(1677)下「秘蔵子やよひ更かたにすかす覧 衆生慈悲をたるる小便惟中〉」

ひぞっ‐こ【秘蔵子】

人情本・春色連理の梅(1852‐58)三「黄金家の深窓育(ヒゾッコ)が」

ひぞうっ‐こ ヒザウッ‥【秘蔵子】

〘名〙 「ひぞうご(秘蔵子)」の変化した語。
観音岩(1906‐07)〈川上眉山〉前「母の秘蔵っ児で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「秘蔵子」の解説

ひぞうっこ【秘蔵子】

福島日本酒蔵元は「松吉屋酒造店」。現在は廃業。蔵はいわき市平中平窪にあった。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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