デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秦冏」の解説 秦冏 しんげい 1793-1858 江戸時代後期の僧。寛政5年生まれ。浄土宗。京都嵯峨(さが)正定院の立道(りゅうどう),摂津一心院の烣麟(かいりん)にまなび,江戸増上寺の主学席につく。唯識学,儒学に通じ,書画,漢詩にもすぐれる。下総(しもうさ)結城(ゆうき)(茨城県)の弘経寺などの住職となった。安政5年9月9日死去。66歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。字(あざな)は白純。号は百蓮社笑誉唯阿,梅痴道人。著作に「詠物詩」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例