程原(読み)ほどわら

日本歴史地名大系 「程原」の解説

程原
ほどわら

[現在地名]赤来町井戸谷

井戸谷いどだに集落から程原川沿いに三キロほど南東に位置する。元暦二年(一一八五)壇之浦合戦で平家の勇将門脇中納言平教経は壮烈な最期を遂げ、教経の室は従者数名を連れて程原に隠れ住んだという。まもなく男子出産、教本と命名された。成人して仏法に帰依し程原入道と称し、同地に一寺を建立平氏菩提を弔ったと伝える(赤来町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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