精選版 日本国語大辞典 「稟賦」の意味・読み・例文・類語 ひん‐ぷ【稟賦】 〘 名詞 〙 ( 「ひんぶ」とも ) 天から与えられた、生まれつきの性質。天性。稟性(ひんせい)。[初出の実例]「稟賦(ヒンフ)の厚薄高下によって、君となり臣下とはなれ」(出典:翁問答(1650)上)[その他の文献]〔陳造‐戯作詩〕 りん‐ぷ【稟賦】 〘 名詞 〙 ( 「稟賦(ひんぷ)」の慣用読み ) 天から与えられた生まれつきの性質。[初出の実例]「是日本の人の稟賦(リンプ)の薄弱なるにより、其宜を考へて」(出典:養生訓(1713)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「稟賦」の読み・字形・画数・意味 【稟賦】ひんぷ 生まれつき。天性。〔夢渓筆談、人事一〕夏、性豪侈、稟賦人に異なり。纔(わづ)かに睡るときは、ち身冷えて僵(たふ)る。一に(ゆ)けるの如し。に覺め、人をして之れをめしむるを須(ま)ちて、良(やや)久しうして方(はじ)めて能く動く。字通「稟」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報