稲玉徳兵衛(読み)いなだま とくべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲玉徳兵衛」の解説

稲玉徳兵衛 いなだま-とくべえ

1822-1872 江戸後期-明治時代の開拓者。
文政5年生まれ。信濃(しなの)坂木村(長野県坂城町)の年寄役。千曲(ちくま)川の氾濫(はんらん)により耕地が減少したため,日名山の秣(まぐさ)場の開墾着手。明治4年までに約215haの田畑をひらいた。明治5年死去。51歳。名は昌言(まさのぶ)。字(あざな)は子聞。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android