デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲生春子」の解説 稲生春子 いのう-はるこ 1619-1695 江戸時代前期,稲生恒軒(こうけん)の妻。元和(げんな)5年11月生まれ。5歳で母に死別,孝心あつく継母に愛されてそだつ。医師恒軒と結婚,2児を生む。長男若水(じゃくすい)は加賀金沢藩儒者で本草家。春子は亡母の家系などをしらべ7冊にまとめた。元禄(げんろく)8年1月8日死去。77歳。江戸出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例