稲田周一(読み)イナダ シュウイチ

20世紀日本人名事典 「稲田周一」の解説

稲田 周一
イナダ シュウイチ

昭和期の官僚 元・侍従長



生年
明治35(1902)年2月26日

没年
昭和48(1973)年2月5日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大法学部独法科〔大正14年〕卒

経歴
尾崎秀実とは、一高、東大法学部の学友。大正15年高文合格。昭和6年内閣書記官となり、2.26事件では舞台裏で活躍。内閣官房総務課長の時、ゾルゲ事件が起こる。終戦時は滋賀県知事、その後宮内省に入り40年から昭和天皇の侍従長をつとめ、44年辞任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲田周一」の解説

稲田周一 いなだ-しゅういち

1902-1973 昭和時代の官僚。
明治35年2月26日生まれ。稲田周之助の長男。稲田清助の兄。内務省にはいり,内閣書記官などをつとめ,犬養(いぬかい)内閣から小磯内閣まで歴代の内閣につくした。在任中,二・二六事件に遭遇,また米英への開戦詔書をまとめた。昭和20年滋賀県知事。戦後,公職追放をうけ,40年侍従長。学友に尾崎秀実(ほつみ)がいる。昭和48年2月5日死去。70歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「稲田周一」の解説

稲田 周一 (いなだ しゅういち)

生年月日:1902年2月26日
昭和時代の政治家;官僚。滋賀県知事;侍従長
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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