日本歴史地名大系 「稲荷山古墳群」の解説 稲荷山古墳群いなりやまこふんぐん 京都府:長岡京市長法寺村稲荷山古墳群[現在地名]長岡京市長法寺長法寺(ちようほうじ)集落の南方、走田(はしりた)神社の裏山にあたる標高一一〇メートル前後の丘陵上に営まれた、古墳後期の群集墳。三基の円墳が丘陵の頂部(一号墳)および稜部(二号・三号墳)にあるが、二号・三号墳は全壊。 稲荷山古墳群いなりやまこふんぐん 京都市:伏見区稲荷村稲荷山古墳群[現在地名]伏見区深草稲荷山官有地稲荷山の標高一九〇―二三〇メートルの峰に所在する三基の大形円墳。稲荷山一の峰古墳・同二の峰古墳・同三の峰古墳である。一の峰古墳は既に全壊して形状をとどめないが、周囲の古墳との関係・地形・立地条件を考慮すると、大形円墳の存在を想起できる。二の峰古墳は前方後円墳の可能性もあり、製二神二獣鏡・変形四獣鏡が出土。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報