六訂版 家庭医学大全科 「空隙歯列弓」の解説
空隙歯列弓
くうげきしれつきゅう
Spaced dental arch
(歯と歯肉の病気)
どんな病気か
原因は何か
歯とあごの大きさの不調和がある場合(あごの過成長によるもの、歯の大きさが小さいもの)や、歯の数に異常がある場合(歯の欠損、
症状の現れ方
乳歯列期の空隙歯列は正常です。とくに前歯はあとから生える永久歯のほうが大きいため、自然にすきまはなくなります。永久歯列になってもすきまがある場合、よく噛めなかったり、発音に支障が生じることがあります。
治療の方法
一般的に乳歯列期の空隙歯列は正常なので、歯科矯正治療の必要はありません。
永久歯列期になってもすきまが閉じない場合は、すきまを閉じる歯科矯正治療を行います。歯の幅が小さい歯(
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報