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突厥語 とっけつごTújué language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

突厥語
とっけつご
Tújué language

古期チュルク諸語の一つ。古オグズ語ともいう。最古のチュルク語資料であるオルホン碑文エニセイ碑文(8世紀)によって知られる言語。突厥文字で書かれている。現代チュルク諸語に比べ /*b-/ ,/*ç/ を保存しているなどの古い特徴も有するが,必ずしもすべての点でほかの諸言語より古いとはいえない。

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世界大百科事典 第2版の解説

とっくつご【突厥語 Tū jué yǔ】

突厥時代に建置された突厥碑文やウイグル帝国時代の碑文,さらにはエニセイ川流域のエニセイ碑文などに突厥文字を用いて刻まれたチュルク語のことを一般に突厥語と呼んでいる。これらの碑文は,チュルク諸語文献中最古のもので,突厥語は古代チュルク語の主要な部分を構成している。突厥語は,言語資料としては量の多いものではないが,チュルク語史やアルタイ語比較研究にとってはきわめて重要な役割を果たす。しかし,文字体系上,理解の難しい部分もあって,まだ十分な言語学的記述はできていない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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